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【レポート】日本ブランド経営学会Salon #32『企業ブランドが高まるコンプライアンスの設計術』 -「守らねば」が「守りたい」に変わるルールチェンジとは?-

2021年8月20日、オンラインにて日本ブランド経営学会サロン第32回が開催されました。

日本ブランド経営学会は、ブランディングの視点から日本の企業経営を変えていくという志をもった学びの集まりです。なかでも活動を特徴づけるサロン活動には、「ブランディング」という共通の関心事をテーマに社会人が集まり、創発的な取り組みのきっかけの場にもなっています。

ライトニングトークは、渥美 智之(プラス・イング/複数企業のPMOや社外COO、金融系シンクタンク/事業開発)さんの発表です。

渥美さんは金融系シンクタンクに所属しながら、自らも屋号を持ち独自の活動をしています。所属企業の経営企画室から「ビジョン、ミッション、バリュー」をつくるプロジェクトにアサインされ、その経験を語ってくださいました。決めた後も浸透活動もしっかり行い、そのときにグループでディスカッションし合うだけでなく、一人ひとり浸透の声がけなどもされたようです。また2年目以降はワーキングルームもどんどん立ち上がり、多くの人が主体的に関わるようになっていったとのこと。もちろんどうしても傍観者的な方は出てしまうけれども、粘り強く地道に浸透活動を行っていったようです。

発表の中で印象的だったのは若い頃に言われた尊敬する上司からの言葉。「出世をしたいならば、まずは課のことを考えなさい。その積み重ねの結果だよ」。インナーブランディングの実行との共通点として語ってくださいました。

 

今日のメイン登壇は、三浦 悠佑(渥美坂井法律事務所外国法共同事業/パートナー弁護士)さんです。テーマは『企業ブランドが高まるコンプライアンスの設計術』 -「守らねば」が「守りたい」に変わるルールチェンジとは?-です。

まず三浦さんは「コンプライアンスってとても大事なのに、好きという人はいない」と投げかけます。「企業の法務部の人も『コンプライアンスって何ですか?』と聞くとかなりの確率でモゴモゴしてしまいます」と経験談を話してくれました。多くの人がコンプライアンスとは何かを定義できず、フワフワしながら進んでいってしまっているのが現状と課題を提示しました。

そして、三浦さんは「表に出る法律問題は、ほとんどが企業風土、文化の問題です」と指摘します。ある贈賄事件を例に「肝心な場面でコンプライアンスが機能しない」と提示します。違反を「個人」と「組織」でわけ、命令系統の整備は個人への違反へは効果的だが、組織的な違反に関しては機能しないという研究結果を示し、だからこそ企業文化、理念の浸透がとても重要であると話します。またそれを外部に「カッコよく発信する」ことの重要性を説きます。

三浦さんの発表後はいくつかのブレイクアウトルームに分かれ、それぞれのルームでディスカッションが行われました。

毎回このディスカッションでは、成功話だけではない、苦労や失敗などのブランディングの実践における、生の議論が繰り広げられています。次回のサロンは9/16(木)19:30〜の開催となります。

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