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【レポート】日本ブランド経営学会Salon #23『顧客共感を呼び起こすブランドムービーの秘訣とは』

 

2020年8月20日、オンラインにて日本ブランド経営学会サロン第23回が開催され、オンラインで約30名の方が参加されました。

日本ブランド経営学会は、ブランディングの視点から日本の企業経営を変えていくという志をもった学びの集まりです。なかでも活動を特徴づけるサロン活動には、「ブランディング」という共通の関心事をテーマに社会人が集まり、創発的な取り組みのきっかけの場にもなっています。

今回のテーマは「顧客共感を呼び起こすブランドムービーの秘訣とは」。株式会社TORIHADAのプロデューサー政井孝夫氏とクリエイティブディレクター平野巴章氏、そして元駿台予備校講師で現在、映画監督でストーリーエデュケーターの古新舜氏がメイン登壇をしてくださいました。

まずはTORIHADAさんから。平野氏はサイバーエージェントや電通で数多くのCMなどを企画・制作してきました。現場では「ブランディングが逃げの意味でで使われている」と言います。売れなくてもいいではなく、ブランディングに寄与する動画とは「らしさで売れる」ことだと定義します。「らしさ」から外れてしまうとブランドを毀損する可能性もあるとのこと。これらを多くの事例で説明くださいました。

次にプロデューサーの政井孝夫氏から、「0→1の企画をどうやって1→10の映像にするか」という観点で映像への落とし込みについて詳しく事例をもとに解説いただきました。

そして、元駿台予備校講師で現在、映画監督でストーリーエデュケーターの古新舜氏の登壇です。参加者との双方向な形で進めていく古新氏らしい進め方となりました。「世の中は論理を大切にするけど、AIが台頭してくると、論理性は高度にできる。だからこそストーリーがより重要になる」と話します。ストーリーをつくるポイントは「関心をひく」、「理解が深まる」、「価値が生まれる」。このメカニズムは人間も一緒であると古新氏。自身が監督した「あまのがわ」を例に、ストーリーの重要性を解説してくれました。そして、映画づくりの7要素が社会や経営の課題解決にも使えると話し、今回の登壇自体が「ストーリー」であることを感じさせてくださいました。

次回は9/17(木)19:30〜。机上だけではない、実践知がたくさんつまった時間が流れています。

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